十数工程を約半年以上かけて完成するかつお節も、元々は一生海で泳ぎ続ける魚のかつおであります。
いくら熟練した職人でも、元の魚が悪ければ美味しいかつお節は出来ません。
削り節に加工しても、酸味が出たり、濁ったりと品質に問題がおこります。
うね乃では、生の原料からできる限り鮮度の良い魚質のものを材料に厳選します。
良いおだしの原点はやはり良い素材。
信頼のおける産地とのコミュニケーションを密にして、安全性や味のレベルの確保に努めています。
うね乃の削り節は、昔ながらの製法を変える事なく、かつお節の
状態や気候の変化をみながら、匠の手で削っております。
桐の蒸篭で蒸す時間や、1台の削り器に12枚ついている刃金を調整するのは、
削り職人の経験からなる感覚だけが頼りです。
マニュアルはなく、1本1本かつお節の声を聞きながら仕上げます。
どうぞ風味高い削り節をお楽しみくださいませ。
明治36年、滋賀県高島郡で初代が乾物や雑穀を商い、2代目の時に京都へ進出。
やがて乾物、特に鰹節や花かつおの加工に力を入れるようになった。
神社仏閣の御用達を賜り、料理屋へ鰹節や昆布などを卸すとともに、
16年ほど前からは、一般顧客向けに小売りも開始。
現在、「おだしのうね乃」として、一般家庭向けにも安心、安全に加えて
利便性の高いだしパックやけずり節、液体だしなどさまざまな商品展開を行っている。
販売単位 | 価格(税込) |
---|
[閉じる]