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こころのアトリエ はせがわ

ココロノアトリエ ハセガワ

cobaco コバコ はせがわ×クリエイトファニチャー共同開発の小さな小さな祈りの小箱。祈りの小箱に、大きな想いを詰め込んで、いつも近くに。
開発ストーリー

リビングルームで、寝室で、よりプライベートな空間で。亡き人をお祀りするお仏壇としてはもちろん、宗教的なしきたりなどに気を遣わずに、お気に入りのもの、大切な想い出の品などを飾って自由にお参りすることもかなえた「祈りの小箱」。「祈りの老舗 はせがわ」と、旭川民芸家具メーカー「クリエイトファニチャー」のコラボレーションから生まれました。

開発を担当した、株式会社はせがわ 商品開発部の松本佳奈さんにお話を伺いました。

—開発のきっかけは?

核家族化や単身世帯の増加が注目され、なるべく身軽でいたいというミニマル志向の人が増えています。お仏壇に対しても、先代から受け継がれるもの、先祖代々をお祀りするものという感覚が薄れていると感じていました。それなら、よりコンパクトで存在感として重くないもの、後に残す・残さないも気にしなくてよいものが確実に必要だと考えました。

ライフスタイルに合ったデザインとサイズ感、そして、たとえばショッピングセンター内のはせがわのお店にふらりと立ち寄られたお客さまの目に留まり、迷わず買おうと思える価格。何よりも、形式的なことではなく気持ちを伝えるもの。私は、そんなイメージを実際にスケッチすることから始めました。

—クリエイトファニチャーさんとコラボされた理由は?

クリエイトファニチャーさん(以下、CFさん)とは、昨年リリースした「LIVE-ingコレクション」の「MARRON(マロン)」という製品の開発でご一緒しました。旭川民芸家具をメインに、アンティークな風合いの家具づくりに定評のあるメーカーさんです。

新製品は、「小さくても想いをぎゅっと凝縮できる、宝石箱のような存在」という私のイメージにぴったりの技術をお持ちだと確信し、迷わずお声をかけさせていただきました。

—そうして生まれたcobacoはどんな製品ですか?

「cobaco」は、高さ27cm、幅33cm、奥行17cm。カバ材の優しい表情とアンティーク調の風合いが、どこか懐かしいような温かみを伝えます。お仏壇というより、おばあちゃんやお母さんが大切にしていた宝石箱やオルゴールのような存在感なので、家具とのマッチングを気にせずカラーをお選びいただけます。

また、コンパクトだからこそ、金具や塗装などディテールにはこだわりました。これはまさにCFさんの得意とするところなのです。北海道民芸家具の伝統を受け継いだ職人さんが、内側の仕上げや扉の収め方に工夫を凝らし、一基ずつ丁寧に仕上げます。他の家具の場合、外側の仕上げの美しさが大切にされますが、お仏壇の場合は別。外がAランクの仕上げとすると、内側にはSランクを求めます。

「cobaco」の別名は、「小さな小さな祈りの小箱」。この子は本格的なお仏壇よりも身近な存在ではありますが、「大切に想う気持ちをおさめる」という役割に相応しいものをと、職人さんも私も、仕上げまで妥協することなく作り上げた自信作です。

—「この子」とおっしゃいましたが?

はい。実は開発が始まった時のニックネームが「コバコ」でした。完成が近づいた頃、いくつものネーミングを考えたのですが、CFさんも私も、他のはせがわスタッフも、「やっぱりコバコがいいね」と。

和風というより海外のアンティークのようなイメージだったのでローマ字に。そしてかわいいサイズ感を小文字で表現することにしました。ずっと身近であれこれ手をかけて来たので、今でも「この子」と言ってしまうのです(笑)。

—どんな方が「cobaco」をお求めになっていますか?

ご自宅のリビングルームや寝室など、身近な場所に置きたいという方はもちろん、嫁いだ女性が亡くなった自分の両親のために「セカンド仏壇」としてお使いになる。施設に入られたおばあさまのお部屋に持ち込んでいただく。また、家族の一員だったペットをお祀りしたいとお求めの方も少なくありません。

姉妹が嫁いだお宅に1基ずつお求めになって、ご両親をお祀りされた例もございます。

—想定していなかった例は?

はい、ありました。

大切な方を亡くした悲しみが深くて、すぐにお仏壇を用意する気になれない。でも、朝晩手を合わせたい。そんな方が「さり気ないけれどちゃんと気持ちが伝わりそう」とお求めに。

特に意外だったのが、贈りものとしてご購入いただく方の多いことです。ご主人さまを亡くして悲しみの中にあり、まだお仏壇を用意する気になれない。そんなお友だちに「ここにご主人の好きだったものやおふたりの写真を飾ったら?」と差し上げたところ、大変喜んでもらえたそうです。同じように、ペットのわんちゃんを亡くされて沈み込んでいたご両親にプレゼントしたい、というお客さまもいらっしゃいました。

プレゼントという発想、は全く想定外でした。「cobaco」を見て、お客さまご自身で使い方を考えていただけたことは、とてもうれしいことでした。

—内側の背面に、透明の板がありますが?

実はここに、写真をセットしていただける設計なのです。写真立ては思いのほか場所を取ります。ちょっとしたことですが、「cobaco」のスペースを最大限に活かすためのアイデアです。正面から見ると、「cobaco」自体をフレームのようにも感じていただけます。

また、「cobaco」はシンプルを身上としているので、照明は付けませんでしたが、自由にお参りやお祈りするためのお品をセットしていただき、暗さを感じるというご意見がなかったことも幸いでした。

—新商品開発のアイデアは、どんなところから?

私は現在、商品開発部で、「LIVE-ingコレクション」を中心にお仏壇やお仏具の開発を担当しています。関連商品や市場の勉強は当然ですが、日常的に、化粧品や食品、ファッションなど別の業態のお店を見て回ったりもします。何かを目的にというより、自然体でその場の空気を味わうことを大切にしています。

時には、ちょっと贅沢なホテルに1泊してみたりも。それがすぐに商品のアイデアに結びつかなくても、いつか新しい発想に役立つことも多いのです。急がば回れ、でしょうか。

—最後に、松本さんにとってお仏壇とは?

素直な、本来の自分に帰れる場所。心の拠りどころだと思っています。ですから、お祀りの仕方、祈りの仕方はもっと自由でよいと考えます。もちろん、宗教的なしきたりや決まりごとは大切です。私たちはせがわは、「祈りの老舗 はせがわ」として90年の歴史と経験をベースにしながら、つねに今のライフスタイルに合った新しいご提案も重ねてまいりたいと考えております。

今回ご紹介しました「cobaco」も、そのひとつです。これからも、できるだけ視野を広げることで自分の感覚を磨き、まだ私たちはせがわが出会ったことのない方々のお役に立てることを目指していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

インタビュー・構成 クリエイティブハウス クリップ(株) 石川千津子

プロフィール

松本 佳奈
商品開発部 チーフ

大学卒業後、株式会社はせがわに入社。店舗での販売員、屋内墓苑「赤坂浄苑」の販売スタッフを経て商品部へ。その後商品開発部の発足と同時に開発部員となり、現在は「LIVE-ing」コレクションの仏壇・仏具をはじめ、はせがわオリジナルブランドの商品開発と新たな祈りの商品提案を中心に取り組んでいる。

商品紹介

cobaco

はせがわ×クリエイトファニチャー
共同開発の小さな小さな祈りの小箱

それは、小さな祈り箱です。

カバ材の優しい表情と落ち着いた佇まいは、リビングや寝室の一画にぴったり納まる存在感。どこか懐かしくて、あたたかい気持ちになれる祈りの小箱に、大きな想いを込めて一緒に暮らします。

寸法 高さ 27cm × 幅 33cm × 奥行 17cm
カラー ココアブラウン、キャラメルブラウン

LIVE-ing  はせがわ リビング・コレクション