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Answers HERE~くらしを磨くヒント~ vol.39 「貯まらない」のには理由がある! 貯蓄苦手さんの“あるある習慣”

2018.1.9

「ついお財布のひもが緩みがちでなかなか貯蓄が出来ない」と嘆いている方必見!ファイナンシャルプランナーの波柴純子さん曰く、「貯蓄が得意・苦手は性格的なものというより、ちょっとした習慣の違い。自分のお金の使い方をコントロールできるようになると、貯蓄がぐんと上手になります。」とのこと。貯蓄苦手さんに共通する“あるある習慣”&貯蓄美人に生まれ変わるためのコツをご紹介しましょう。

あなたはいくつ当てはまる?貯蓄苦手さんの“あるある習慣”10

貯蓄苦手さんのあるある習慣

あるある習慣1. 目的を絞らずに買い物に行く
実店舗にしろネットショップにしろ、そもそもお店には消費者の購買欲をそそる仕掛けがいっぱい。お店にフラッと入ってしまうと「あれも欲しい、これもいいな」と欲が出てくるのは当たり前。「今日は休日のお出かけ用のアウターを買う!」とブレない目的を決めておけば、何回出番があるかも分からないパーティー用ワンピースをうっかり買うことはなくなります。
あるある習慣2. 目先のおトクに弱い
スーパーで賞味期限ギリギリの見切り品を「半額だから」という理由だけで買ってしまい、結局食べずに廃棄してしまうことはありませんか?閉店間際のタイムセールにも注意が必要。「このチャンスを逃したらもったいない」とさほど欲しくないものに手を出す前に、本当に得しているのか?それは絶対に必要か?を立ち止まって考えましょう。
あるある習慣3. 他人の意見を鵜呑みにする
例えば、子どもをそろそろ塾に通わせようかと考えている時は、どうしても既に通わせている人たちの意見寄りにアンテナが立ち「みんなが行っているなら、うちも通わせなきゃ!」と盲目的に考えがち。他人に全く流されないのは難しいものですが、逆の意見(塾に行ったけれど合わなかった、他にこんな方法で成績が伸びた等)も聞いてみる、自分の子どもの興味関心や適性をしっかり観察する、などアンテナの領域を広げてみると無駄のない選択ができるかもしれません。
あるある習慣4. お金が余ったら貯蓄しようとしている
「給与が余ったら貯蓄を」と思ってはいても人間の意志は弱いもの。手元にお金があるとついつい使ってしまい「余り」を貯蓄するというのは実は現実的手法ではないんです。モノ要りな月に出費が嵩むと結局、貯蓄を切り崩す事態にもなりかねません。だからこそ、給与が出たらすぐに一定額を貯める「先取り貯蓄」が有効なんです。
あるある習慣5. クレジットカードを使い過ぎてしまう
買い物をカード払いに集約させるとポイントが貯まるのは魅力ですが、使いすぎには要注意。毎月の上限額をしっかり決めておく、今月使ったカードの控えをお財布にためておいて、常に残額を意識しておくなど工夫が必要です。固定費などその時々の気持ちに左右されない支出はカード決済でも構いませんが、ショップでの買い物の場合は「現金払いであっても買うか?」と自分に問いかけてみてください。クレジットカードはお金が湧いてくる魔法のカードではありません。
あるある習慣6. 臨時収入があると無計画な買い物をする
ボーナスや保険の満期金などのスポット収入はご褒美のように感じてパッと使ってしまいがち。ですが、臨時収入があるのと同じように、冠婚葬祭や修理・修繕費、病気・ケガなど、生活していれば臨時支出もありえます。それらを見込んだ上で旅行や買い物の予算を設定しましょう。
あるある習慣7. やけ買いでストレス発散しがち
実は無駄遣いをしがちなタイミングの1位はストレスが溜まっている時です。心当たりのある方は、ストレスのある時は買い物しない、あまりお金のかからない他の解消法を持っておく、など工夫しましょう。普段からストレスを溜めすぎないセルフマネジメントができれば心身の健康にもつながり一石二鳥ですね。
あるある習慣8.  お金を「なんとなく」貯めている
個別相談で「お手持ちの金融資産を何に使う予定ですか?」と質問すると、特に目的を決めておらず、ある程度普通預金が増えると定期に移したり、無駄に使ってしまう、という方も多くいます。
逆に、子供の教育費、住宅資金、趣味の費用など目的別に目標額を設定している人はモチベーションを維持しやすく、2年後の海外旅行に備えて今年は近場で賢くレジャーを楽しむ、などのやり繰りが苦にならない傾向にあります。
あるある習慣9. ここは節約できない、と考えている「聖域」がある
「共働きで忙しいから外食や家事のアウトソースも仕方ない」「子どもへの教育費は惜しまない」「自己啓発のための学びにお金をかけたい」など、どうしても貯まらないという人に限って支出に「聖域」を作りがち。そのコストが原因で将来お金が必要な時に足りなくなる可能性も踏まえ、優先順位付けや費用対効果を検証しましょう。
あるある習慣10. 大きな変化が苦手で、行動に移すのを面倒に感じる
節約効果が高いといわれる固定費(住宅ローンや保険、携帯の契約プランなど)の見直しをしようとすると、情報を集めて比較したり、店舗に行って手続きをしたりとある程度の手間が発生します。また、今後の支出を想定して毎月使う予算を決めていくというタスクも、「そこまで手間をかける価値があるか分からない」時点では億劫に感じるかもしれません。
ですが、このままではいけないと分かっていながら何もアクションをしないのと、多少の面倒が発生しても結果として節約につながるのと、どちらが得策かを冷静に判断しましょう。どうしても腰が重い時は中立的な第三者に客観的なアドバイスを求めること。具体的な節約シミュレーションを見ることで行動に移すモチベーションが上がります。

あなたも今日から貯蓄美人!お金に愛される5つの習慣

あなたも今日から貯蓄美人!お金に愛される5つの習慣

習慣1.  不要なものを持たない
自分にとって必要なもの・そうでないものが明確だと、購買欲をそそる広告や人の意見に惑わされません。ブランドバッグから小さな雑貨、滅多に使わないポイントカードに至るまで「自分に必要ない」と思ったら潔く手放す習慣を身につけましょう。捨てるのに抵抗があればリサイクルやフリマアプリの活用もオススメです。
習慣2. 少額でもいいので毎月積立する
まずは、毎月貯蓄すべき額を強制的に給与天引きや目的に合わせた種類の積立(定期・保険・投信)などの仕組みで貯め、固定費の支払い予定額を引いた残りの額での生活を心がけましょう。
習慣3. 先々の収支を把握する
ボーナスやクレジットカードの支払いなど常に目先のお金にばかりとらわれて収支に一喜一憂していると、効率的な管理はできません。先々のお金の出入りを「見える化」するためには過去を振り返るだけの家計簿はあまり役に立ちませんので、それよりも今後の収支の見通しを手帳の年間予定のページなどにメモする習慣をつけましょう。
習慣4. 視野を広く持つ
お金についての情報量が少ないとおのずと選択肢も狭くなります。貯蓄は「ひたすら倹約しないと出来ない」というものではなく、ふるさと納税やiDeCo(個人型確定拠出年金)などの制度を使って節税したりと、しっかりアンテナを張れば様々なお得情報が入ってきます。また、カーシェアやフリマサイトなどシェアリングエコノミーが進んでいる社会の変化も、家計のスマート化に活用できないか目を向けてみましょう。
習慣5. 専門家に相談する
日本では生活にまつわることをコンサルタントに相談する文化はまだそこまで浸透していませんが、実はメリットも多いんです。例えば、お片づけの専門家に目指すライフスタイルのアドバイスを受ければ不要なものを買わなくなる、ファッションの専門家に見立ててもらえば似合わない服が減り、手持ちの服で上手にコーディネート出来るようになる、など長期的に見てメリットがあります。もちろん、貯蓄できない人がファイナンシャルプランナーに相談することで、長期では何百万円もお得になるケースもあります。自分で色々考えたりアンテナを張るのが難しいと感じる方は専門家を頼りましょう。

これらの"あるある”に「分かる分かる~」と共感しまくるだけではダメ。きっちりお金が貯められる貯蓄美人デビューするために、今日からアクションをしてみませんか?まずは計画性とシンプルライフを意識してみて。ひとつずつ姿勢や習慣を変えていくことで、必ず結果は付いてくるはずです。

波柴純子さん

波柴純子さん

子供が3歳の時にシングルマザーとなりお金の不安をきっかけにファイナンシャル・プランニングを学び始める。
FP資格取得・金融機関での個別相談専門部署でのアドバイザー職を経て2013年に独立し、価値観の多様化していく人生100年時代一人ひとりが安心して過ごすため、様々な働き方・家族のあり方の中で女性が持つべき金融リテラシーをテーマにセミナー・研修・個別相談を行っている。

(取材/文:Takami Okuyama)



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