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2018.12.3

Answers HERE -くらしを磨くヒント-Vol.83プロに学んで効率的に!大掃除の段取りテク

大掃除の季節

12月に入るとやらねばリストの上位に上がってくる「大掃除」。一年分の汚れをまとめて一掃しようとつい気合いが入りがちですが、ちゃんとした手順を踏まないと非効率になり結局終わらない、なんてことも。
前もってやっておきたいのは大掃除箇所のリストアップと不用品の処分。一日ですべて終わらせようと欲張らず「今日はここに集中!」といったように計画的に進めてみましょう。大掃除のコツを家事エキスパートの藤原千秋さんに聞きました。

何が必要?大掃除グッズリスト

掃除グッズ

どんなタイプの汚れにも柔軟に対応できるよう、まずは大掃除に使うアイテムをしっかり準備しましょう。洗剤には混ぜると危険なものがあるので、あらかじめ使用方法をよく読んで適材適所に使いましょう。

  • 掃除機
  • 住居用中性洗剤
  • 食器用中性洗剤
  • キッチン用弱アルカリ性洗剤
  • クレンザー
  • 消毒用エタノール(掃除用アルコールスプレー)
  • クエン酸(掃除用グレードで可/顆粒)
  • マイクロファイバークロス
  • メラミンスポンジ
  • キッチンペーパーかウエス
  • 古歯ブラシ
  • フローリングワイパー

リビングルームの大掃除術

リビングルームの掃除

カーテンやソファカバーなどのファブリック類の洗濯

まずは手間のかかるファブリック類の洗濯から。洗剤はデリケート衣類用洗剤、水量は最大、水流は最弱で、網目とサイズの大きい洗濯ネットに蛇腹錠に畳んで入れ、ソフトモードで洗濯。1分程度の脱水で済ませ、カーテンはカーテンレールにそのまま吊るし乾かします。ソファカバーなどはなるべく裏返しにして日陰(日没後)に干すと褪せにくくなります。

照明器具、カーテンレール、エアコンの上、大物家具の裏

掃除の基本は「高いところから低いところへ」。次は普段行き届いていない場所を掃除しましょう。
溜まっているのが軽いホコリだけで、高所に上れない場合は伸び縮みするタイプのハンディワイパーを使います。ホコリがべったり付着している場合は油分が含まれているので、ワイパーの乾拭きでは落とせません。掃除機などに細いノズルをつけて表面のホコリをできるだけ吸い込んだあと、消毒用エタノールをキッチンペーパーやウエスに染み込ませたもので拭き取ります。

窓と網戸

一戸建てや低層階に比べ、マンション高層階の網戸はホコリ、油煙、ヤニ、煤煙などの複合汚れがべったり付きがち。お部屋の空気を汚さないためにも徹底的に汚れを取り除きましょう。
ここで活躍するのがメラミンスポンジ。屋外側の網戸は水に浸して軽くしぼったメラミンスポンジで、上から下に横・横・横・横・縦といった方向に動かし、汚れを落とします。スポンジが汚れたら適宜水で洗うこと。屋内側の網戸は調理時に出る油混じりの汚れが付きやすいので、重曹やセスキ炭酸ソーダを溶かした水溶液(水1リットルに対し大さじ1杯を目安に)にメラミンスポンジを浸し、同様に拭いていきます。窓ガラスも同様に掃除し、拭き後を残さないよう仕上げるにはスクイージーを使うとベスト。

床掃除

最後は床掃除ですっきり完了。マイクロファイバークロスと住居用中性洗剤でしっかり拭きましょう。

キッチンの大掃除術

キッチンの掃除

キッチンシンク(流し台)

まずは気になるシンクの水垢やサビ落としから。食器用中性洗剤とメラミンスポンジで油系の汚れをしっかり落としたあと、顆粒のクエン酸を少量サビに塗布し、粉のクレンザーも少量載せ、別のメラミンスポンジでこすり洗いしてよく水ですすいでください。

コンロ、グリル、グリル周りの壁

コンロ周りのベタベタ汚れにはキッチン用の弱アルカリ性洗剤を全体に塗布してキッチンペーパーで覆い湿布、20〜30分経ったところでそのペーパーを使って汚れごと拭き取りましょう。

レンジフード

こちらの掃除方法もコンロ周り同様です。ただ換気扇本体(シロッコファン)は手を切る危険性があるので、自分で掃除するのはあまりおすすめしません。出来ればプロにお願いしましょう。

浴室の大掃除術

浴室の掃除

浴室換気扇

取り出せない仕組みのものが一般的なので、フィルターまでが素人の掃除できるエリアといえます。フィルターを外して食器用中性洗剤と古歯ブラシで洗い、しっかりすすいで乾かしたのち元に戻します。周囲にカビ汚れがあったら消毒用エタノール+キッチンペーパーで取り除いてください。

バスタブ、鏡、シャワーヘッド、収納棚、椅子や洗面器など

白い石鹸カス(金属石鹸)は少量の水で溶かしたクエン酸を塗りつけて緩め、メラミンスポンジでこすりますが、汚れを溜めてしまった期間が長い場合一回では落としきれませんので、何回か繰り返してください。素材によってはメラミンスポンジで微細な傷がつくことがあるので、目立たないところで試してから広域を掃除するようにしてください。

排水口

パイプ用洗剤を流し込んで20分ほど置き、多量の水でしっかり流します。ただしクエン酸を使う日には決して同時に行ってはいけません。塩素ガスが発生して大変危険です。

※バスタブのエプロン内部は素人が掃除できる部分ではありませんので、プロに任せましょう。


年末はイベント続きで何かと外出が増え、慌ただしくなりがち。あれもこれもと手を広げ過ぎず、「最低限ここまで出来たら十分」というお掃除箇所の優先順位付けをすることも大事です。すっきり快適に新しい年を迎えるためにも、隙間時間を活用して効率的な大掃除にトライしてみましょう。

取材/文:Takami Okuyama

藤原 千秋

<話を伺ったのは>藤原 千秋

1974年、栃木県生。住生活ジャーナリスト、ライター、コラムニスト。大手住宅メーカー営業職を経て2001年よりオールアバウトガイド。三女の母。著・監修書に『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)など。最近では、TBS『マツコの知らない世界』に1000種類の掃除グッズを試した主婦として出演。

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