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2019.8.26

素朴なギモンにお答えします! 大人のビューティ相談室Vol.12白髪、ペタンコ髪…深刻な「大人のヘアケア」どうすればいい?

知っているつもりだけど実はあまり理解できていないことって、ありませんか? 美容に関する素朴な疑問を、美容編集者であり化粧品学を教える大学講師でもある梅野利奈がとことん考える“大人のビューティ相談室”。第12回目は、年齢とともに悩みが増える「髪」をテーマにお届けします。

年齢とともに髪の悩みは複雑化する!

女性の髪の悩みで最も多いのはダメージだと言われています。しかし、私が30代以上の女性200名を対象に行った調査では、最も気になる悩みは「白髪」。続いて「ボリューム不足」と「ダメージやパサつき」がほぼ同ポイントでした。つまり20代のころはダメージだけに悩んでいた人も、年齢とともにボリューム不足や白髪といった悩みが増えてくるのです。

一方で、悩みは複雑化しているにもかかわらず、ヘアケアは20代の頃から変えていないという人がほとんど。その理由は、どうケアを変えたらいいのか分からないからだと思います。では、「白髪」「ボリューム不足」「ダメージ」、これら3大悩みを抱える大人女性に必要なヘアケアとはどのようなものなのでしょうか? ひとつひとつ、考えていきましょう。

[悩み1:白髪]シャンプー・トリートメントで白髪を目立たなくする

白髪は遺伝的な要因も強く「白髪にならないようにする」ことは、現代ではまだ困難です。しかし「白髪をケアして目立たなくさせる」ことは可能です。白髪をすぐに隠すにはやはりヘアカラーが一番効率的ですが、手間も費用もかかります。さらに色むらやダメージのリスクから避ける人もいます。そこで、おすすめしたいのが毎日のシャンプーやトリートメントで白髪をケアするということです。

シャンプー:白髪をケアする「ヘマチン」「メタリン」配合のものを

最近、白髪をケアできる成分が配合されたシャンプーが増えていることをご存知ですか? たとえば「ヘマチン」や「メリタン」という成分は白髪をケアする成分として代表的なものです。たとえばメリタンは白髪の原因となるメラニン不足を補うべく、メラニンの生成を促します。その結果、使うほどに白髪が目立たなくすることができるのです。実際に、私の母にメリタン配合のシャンプーを使ってもらったところ、2週間ほどで「白髪が目立たなくなってきた!」と驚いていました。

トリートメント:カラートリートメントでダメージと白髪を同時にケア

トリートメントは「カラートリートメント」と呼ばれるものがおすすめです。茶色や黒の色をしたトリートメントで、トリートメントしながら着色するもの。ダメージケアをしながら、白髪もケアすることができる、まさに一石二鳥のアイテムです。

どちらもトリートメントやシャンプーとしての機能も優秀で、+αの価値をもった大人女性にぴったりの商品です。

[悩み2:ダメージ・ぱさつき]基本的なケアを見直して

ダメージケアを考える前に、まずは日々ケアでダメージをあえてつくっていないかを見直す必要があります。下記、デイリーケアのNG例をお伝えします。

これらひとつでも当てはまった方は、自分でダメージを生み出している可能性が大。ポイントは髪のキューティクル。たとえば、シャンプーをする前にしっかり濡らさず泡立てることもキューティクルのダメージの原因に。1分以上、しっかりと濡らしてからシャンプーしましょう。さらに毛先に向かって下向きに重なっているキューティクルは、逆撫でたりこすったりすることで剥がれてダメージの原因となります。わしゃわしゃと洗ったり、乾かすのも危険です。さらに、ドライヤーの温風でキューティクルは開くので、冷風でしっかりと引き締めることが大切です。

また年齢とともに髪はダメージを受けやすく、髪の中にある組織もスカスカになってきます。そこでおすすめしたいのが「シリコン」。あれ? と思った人も多いと思います。なぜなら、まだまだ市場はノンシリコンブームだから。しかし、シリコンは髪をコーティングしてツヤを与えるトリートメント効果にはなくてならない存在で、過剰なダメージヘアにとって救世主でもあるのです。ノンシリコン派の方も、毛先につけるトリートメントだけはシリコン配合のトリートメントにすると、シリコンならではの重たい仕上がりは防げると思います。

[悩み3:ボリューム不足]ダメージケアシャンプーは危険!

ボリューム不足の解消はボリュームアップシャンプーを使うことが基本ですが、多くの方がダメージにも悩んでいます。そのためダメージケアシャンプーを選ばれるのですが、それがボリュームダウンの原因になっている場合も。ダメージケアシャンプーはパサついて乾燥した髪をしっとりと重たく仕上がるものが多く、その場合、根元がペタンコになるため、ボリューム不足のお悩み髪にはおすすめできません。「ボリューム」を一番に訴求しているシャンプーの場合、軽さをもたせる設計になっているものが多く根元がペタンコになりにくいため、大人女性には最適です。ダメージが気になる場合は、シャンプーはボリュームアップのものを、トリートメントは毛先にだけダメージケアのものを…と使い分けすることがおすすめです。


長年愛用していたシャンプーが「なんだか最近あまり良くないな」と感じてきたら、それは髪質が変わっていた証拠。ヘアケアの見直しが必要です。髪は肌以上に個人差があり、周りのおススメが自分に合うとも限らず、なかなか最適なものに巡り合うのは難しいもの。髪質がコロコロ変わりやすい大人髪こそ、ヘアケア商品のこまめに更新して、「今のベスト」を見つけていきましょう。

取材/文:梅野 利奈

梅野 利奈さん

ライター梅野 利奈 さん

外資系経営コンサルティング会社勤務、化粧品会社の商品企画・マーケティング部勤務を経て、美容コラムニストとして美容本を出すほか、女性誌編集者として毎月多くの美容記事を執筆。そのほか非常勤講師として化粧に関する講義を行うほか、化粧品メーカーと提携し、複数の商品開発を手掛けている。

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