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2019.3.20

素朴なギモンにお答えします!大人のビューティ相談室Vol.2新定番コスメ「クッションファンデ」にフォーカス!

今さら人に聞けないけど、美容に関するふとした疑問、ありませんか? 化粧品会社勤務を経て、美容編集者としてさまざまなビューティーネタを集めまくっている、私、梅野利奈が多くの女性が抱える疑問を思いっきり深堀りしてズバッと解決します! 今回は、最近人気急上昇中の「クッションファンデ」や「美容液ファンデ」などの新ジャンル・ベースコスメの使い方について、お答えします!

最近人気の「クッションファンデ」ってなに?

クッションファンデとは、ファンデーションが染み込んだスポンジ状のクッションをパフで塗布するもの。手を汚さずスポンジで簡単に塗布できるのに、リキッドファンデのような艶やかな仕上がりが手に入ると、いま大人気のベースメイクアイテムです。

クッションファンデはすぐにスポンジで塗布できるという使い方こそ画期的ですが、中身自体は、リキッドやクリームファンデーションと大きな違いはありません。違いを探すとすれば染み込ませている分、水分量が多いというぐらい。使い方もリキッドやクリームファンデと同様に、スポンジで気になる部分をポンポンとするだけです。

さらにリキッドファンデでも「下地不要」と書いてある商品があるのと同様に、クッションファンデにもブランドによって下地不要のものも。商品によって下地の必要有無には差がありますので、何も書いていなければ、「下地は必要なの?」と、疑問に思ってしまいますね。

「クッションファンデ」や「美容液ファンデ」に下地はいる?

そもそも下地がいる or いらないは、何を基準に決まるのでしょうか? 答えを知るには、まず「化粧下地」の役割を知る必要があります。化粧下地の役割は、主に3つあります。

(1)化粧ノリの向上

最も大切な役割は、化粧ノリ。たとえば、下地がいらないとされるBBクリームやCCクリームは素肌にそのまま付けてもスルスルと伸びるので、部分的に固まったりヨレたりせず、均一にきれいに塗ることができます。一方で、多くのパウダーファンデのように下地が必要だと訴求しているものは高いカバー力や化粧崩れ防止効果をもつ一方で、そのまま素肌に塗るとファンデのノリが悪く、汚く仕上がってしまう場合も。そのような場合は下地によって肌表面をなめらかに整えておくことで、ファンデがキレイに塗ることができます。さらにファンデのノリを長時間保ち化粧崩れを防ぐのも、下地の役割のひとつです。

(2)肌補正機能

艶を足したり肌の赤みを押さえたりと、ファンデーションでは足りない機能をサポートする肌補正機能も下地の役割です。ファンデーションは薄く済ませたいという人は肌補正機能のある下地がおすすめ。下地で肌全体を整えることで、ファンデーションは薄く塗るだけでも十分キレイに仕上がります。

(3)紫外線、乾燥など外部ストレスから肌を守る

最近の下地はスキンケア効果が高いものが増えています。乾燥や紫外線といった外部ストレスから肌を守ることで、長時間キレイな状態を保つ役割があります。特に、人気なのは保湿力が高い下地。年齢によって乾燥が気になる女性にとって日中もずっと保湿してくれるコスメは、ありがたい存在です。

このようにみると、下地はとても重要なアイテムだと分かります。しかしながら、下地を使わなくても化粧ノリがよく、肌補正もできて、乾燥や紫外線からも守ってくれるファンデーションも増えています。特に「クッションファンデ」も「美容液ファンデ」も、肌への密着力が高く、なめらかに塗ることができるので、“下地不要”であるアイテムが多いです。

しかし大切なのはメーカーの訴求ではなく「自分が1品で使ったとき、どう感じたか」です。
「下地がいらない」と訴求しているファンデでも、化粧崩れが気になるのであれば、下地を使うことで化粧持ちが改善されます。「下地が必要」というファンデでも、直接塗ってもキレイに肌が整うのであれば、下地は使う必要はないのです。

化粧ノリ、化粧崩れ、肌補正力、紫外線などの乾燥対策……これらのポイントをチェックして、なにか足りないのであれば、下地で補います。このような目線で選べば、「どんな下地がいる?」という疑問も解決できるはず。

クッションファンデ後の仕上げは?

下地同様に気になるのがファンデを塗った後、どう仕上げるかですよね。クッションファンデも美容液ファンデも肌になめらかにフィットする分、水分量や油分が多いのが特徴。水分や油分が多いということは、それだけ崩れやすいデメリットもあります。ですので化粧崩れが気になる方は、仕上げのルースパウダーをしっかりと塗布したほうがいいでしょう。

しかし、これには個人差があります。たとえば私は皮脂の分泌量が多く、すぐにテカるタイプ。もちろん、ベースメイクはすぐに崩れます。ですので仕上げのルースが欠かせませんが、同じコスメを使っていても「崩れが気にならない」という人もいます。テカリがあまり気にならないタイプであれば、仕上げのルースは使わないほうが艶やかでキレイに見えます。ただしどんな肌質の方でも、夜になるとさすがに崩れやすくなるため、「今日は化粧直しができない」という日は、小鼻や目周りといった崩れやすい部分だけでもルースで仕上げておくと安心ですよ。


化粧品の開発技術もどんどん上がり、毎年、毎シーズン新しい商品が登場しています。中には「え? それってなに? どうやって使えばいいの?」と、使い方が分からないものも。でもまず確認してほしいのが、自分の肌。「崩れてしまう」「化粧ノリが悪い」そんなときは、下地が必要かも。「1品でもキレイに仕上がる」のであればルースも下地も必要ないのかもしれません。新しいアイテムの便利さは、上手に取り入れつつも、必要なものは自分の肌で確認する、賢い目を育てていきたいですね。

取材/文:梅野 利奈

梅野 利奈さん

ライター梅野 利奈 さん

外資系経営コンサルティング会社勤務、化粧品会社の商品企画・マーケティング部勤務を経て、美容コラムニストとして美容本を出すほか、女性誌編集者として毎月多くの美容記事を執筆。そのほか非常勤講師として化粧に関する講義を行うほか、化粧品メーカーと提携し、複数の商品開発を手掛けている。

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