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2019.4.15

素朴なギモンにお答えします! 大人のビューティ相談室Vol.3今年は何を買う? 賢い日焼け止めの選び方

今さら人に聞けないけど美容に関するふとした疑問を、美容編集者である私、梅野利奈が思いっきり深掘りする「大人のビューティ相談室」。今回はそろそろ紫外線が気になりはじめる時期を前に知っておきたい、日焼け止めに関する素朴なギモンにクローズアップ。最近は高機能な日焼け止めがどんどん登場していますので、新しい日焼け止めを買う前に、ぜひチェックを♪

SPF/PAの値が同じなら効果はどれも同じ?

日焼け止め効果がある商品には、「SPF」や「PA」が表記されており、選ぶときはこの値を参考にされている方も多いはず。そもそも「SPF」とは、UVB(紫外線B波)を防ぐ効果指数のこと。日本では最大「50+」までの値によって表されており、数値が大きい方が防御効果が高くなります。一方で「PA」は、UVA(紫外線A派)を防ぐ効果指数。4段階の「+」マークで表示され、「+」が多いほどに効果が高くなります。そのため、「SPF50+/PA++++」が最大値となりますが、同じ値の商品がたくさんありますよね。

値で示す分には効果は同じなのですが、実は状況や環境によって差が出てきます。例えば汗をかいたり、その汗をハンカチで拭ったり、こすったりといろんな刺激によって日焼け止めがとれてしまうと、本来の効果が出ないことがあります。よって同じ値でも汗・水に強いウォータープルーフや、こすれに強いものの方がより日焼けしにくくなります。日焼け止め効果だけで選ぶとすれば値で選ぶだけではなく、水や汗、こすれなどによって時間が経っても効果を保つかどうかを基準に選ぶことをおすすめします。

保湿効果、敏感肌用など…種類が多すぎて選べない!

日焼け止めを選ぶときに考えるべきポイントは、焼けにくさだけではありません。

  • SPF/PA値
  • ウォータープルーフなど落ちにくい処方
  • スキンケア効果(保湿など美容成分配合)
  • メイクアップ効果(カバー力など肌色補正力)
  • 低刺激性(無添加や植物性など)
  • テクスチャー(ジェル、ミルクなど)
  • オフのしやすさ(クレンジング不要など)

と、私が思いつく限り挙げるだけで7つあります。最近の日焼け止めは保湿やエイジング向け美容成分が配合されている、スキンケア効果が高いものや、色むらなどがカバーできるメイクアップ効果があるものまで幅広く展開されています。これらを選ぶ前にまずは自分の普段使っているコスメや、肌悩みを確認してみましょう。たとえばしっかりとカバー力が欲しいなら日焼け止めの他にファンデーションが必要になるので、日焼け止めにメイクアップ効果は不要です。日中の乾燥が気になるならば保湿効果がある方が安心ですね。さらに、最近では低刺激や植物性のものが多く発売されています。子どもと一緒に使うなら低刺激のものを選んだり、全身一気に使いたいなら、伸びがいいジェルタイプのものを選ぶなど、自分なりの使い方に合わせて買うことで、より満足できる日焼け止めを選ぶことができます。

UV効果つきのファンデを使うなら、日焼け止めは不要?

UV効果のあるファンデーションやパウダーが多くあり、なかにはファンデーションでもSPF50+/PA++++と、最大値を示すものもあります。これを使うなら日焼け止めがいらないのでは? と思いがちですが本当に焼けたくないなら、ファンデーションとは別に日焼け止めが必要です。ファンデーションだけでUVブロックしようとすると、全顔しっかりと厚塗りしなくてはなりません。さらに厚塗りはメイク崩れの原因にもなるので、UV効果を長時間キープするという面でも心配です。よって、ファンデーションの下に日焼け止めを塗ることをおすすめします。一方で、化粧下地と日焼け止めは1本にまとめてもいいと思います。保湿効果や、化粧崩れを防ぐ効果のある日焼け止めが多数あるので、化粧下地の機能もまかなえる日焼け止めなら、1本にまとめても安心です。

日焼け止めを塗ったらポロポロとカスが出る時があるのはなぜ?

日焼け止めを塗るとき、ポロポロと消しカスのようなものが出た経験、ありませんか? 多く場合、これは日焼け止め自体の問題ではありません。このポロポロは化粧品に含まれるシリコン系の成分によるもの。シリコン系の成分自体は毛穴をカバーしたり、保湿力を高めたりといい効果をもたらすものですが、使い方を間違うとポロポロとカスが出てしまい、不快感を与える場合も。ポロポロとカスが出てお悩みの場合はスキンケアをしたあと、肌表面のべたべたをティッシュオフしてから日焼け止めを塗るかもしくはスキンケアをしたあと、少し時間をおいてから塗ってみてください。

メイク後の日焼け止めの塗り直し、どうすれば?

1日中日焼けから肌を守るには、塗り直しは必須です。ですが手足は気軽に塗り直しができても、顔はメイクの上からではどう塗ればいいのか迷いますよね。先ほどご説明したとおり、ファンデーションだけで日焼け止め効果を期待すると、厚塗りになってしまいます。そのため顔の塗り直しには、メイクに影響を与えないスプレーやミストタイプの日焼け止めが活躍します。
さらに、化粧崩れも同時に直したいなら、UV効果の高いルースパウダーがおすすめ。ルースパウダーならカバー力が高くないので、全顔塗りなおしても厚塗りになりません。特に、日焼けしやすい頬の高い位置や、化粧崩れしやすいTゾーンはしっかりと塗り直しした方がいいでしょう。


年々、優秀な日焼け止めが登場し、焼けにくさだけではなくさまざまな面から選べるほど商品が充実しています。落ちにくさも、ひと昔前まではウォータープルーフだけだったのが砂がつきにくい「サンドプルーフ」や、こすれに強い「フリクションプルーフ」など、新たな機能が次々に生まれています。だからこそ、どう選べばいいのか悩みますよね。しかし、ほとんど海にはいかないならウォータープルーフよりもスキンケア効果が高いほうが重宝したりと、ニーズに合わせて選べるようになった分、「どのように使いたいか」を、より一層考える必要が出てきました。まずは、自分なりの選ぶポイントを整理したうえで、2019年の“自分版ベスト日焼け止め”をぜひ見つけてくださいね。

取材/文:梅野 利奈

梅野 利奈さん

ライター梅野 利奈 さん

外資系経営コンサルティング会社勤務、化粧品会社の商品企画・マーケティング部勤務を経て、美容コラムニストとして美容本を出すほか、女性誌編集者として毎月多くの美容記事を執筆。そのほか非常勤講師として化粧に関する講義を行うほか、化粧品メーカーと提携し、複数の商品開発を手掛けている。

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