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2019.5.31

素朴なギモンにお答えします! 大人のビューティ相談室Vol.6美肌賢者はすでにやっていた! シートマスクのイマドキな使い方

分かったつもりだけど、実はちゃんと理解できていないことって、ありませんか? そんないまさら人に聞けない美容に関する疑問についてビューティエディターである私、梅野利奈が思いっきり深掘りする“大人のビューティ相談室”。今回は、最近さらに人気が高まっている「シートマスク」についての疑問にお答えします。

シートマスクって使ったほうがいいの?

近年、大容量やお手頃な価格で手に入るものが増え、注目を集めているシートマスク。その特徴は、何と言っても「シート状」であることです。実は、化粧水のほとんどは水。そのため、肌につけてもすぐに蒸発してしまいます。ただし、濡れて → 乾く、というプロセス自体に肌状態を改善させる効果があるのです。肝心なのがそのスピード。すぐに蒸発するのではなく、ゆっくり時間をかけて蒸発することが肌のバリア機能を高めることが分かっています。

シートマスクを使うと、濡れたシートによって物理的に肌表面を覆い、蒸発を防ぎます。ですので、肌が濡れている時間は、通常の化粧水を使うよりもずっと長くなります。これによって、化粧水をちゃちゃっと使うよりも、広告で訴求されるような「内側からふっくら潤う」感覚が得られるのです。水分はもちろん、エイジングケアや美白成分など有効成分が含まれているシートマスクであれば、有効成分がじっくり時間をかけて肌に届けられるため、より高い効果が期待できます。これらのことからシートマスクは、まさに「スペシャルケア」と呼ばれるにふさわしい、お助けアイテムと言えます。

いつもとは違う使い方あれこれ

シートマスクの多くは「化粧水を塗った後に使い、そのあとクリームなどを使う」と、説明されていますよね。しかし、実はいろんな使い方ができるので、ご紹介します。

湯船につかりながら使う

忙しい人におすすめしたいのが、湯船につかっている時間の活用。お湯で血行促進され、肌がほぐれて“天然ブースター効果”が得られている状態ですので、シートマスクを使うことで、より効果が期待できます。さらに、湯船につかっている時間は肌が乾燥しやすい状態。その乾燥から肌を守る役割もします。その一方で汗で肌表面に残った成分がすぐに流れてしまうリスクあります。

朝のふき取りシートとして使う

朝、洗顔してスキンケアするのが面倒! という人におすすめなのが、シートマスクで洗顔&スキンケアを一度で済ませる方法。朝起きて、そのまま顔にシートマスクをON。時間がないときは5分ほどではがして、そのままシートを四つ折りなどにしてたたんで厚さをだしたら、顔全体をゆっくりふき取ります。小鼻や目周り、唇の下なども忘れずに。ふき取りコットン替わりに、肌表面の汚れをふき取りつつ、しっかり保湿効果も得られます。最近では、朝用マスクとして販売されているものも増えています。

温めてor冷たくして使う

お湯などで温めて使うことで、血行促進や肌がほぐれて保湿成分が行き届きやすく、潤い効果を高めます。一方で日焼けしてほてったときや、毛穴が気になるときは、冷蔵庫に入れて冷やしたシートを使います。日焼け後は特に軽いやけど状態のため、肌に摩擦を与えるのはタブー。シートを使ってしっかりと冷やしながら保水してあげるのがベストです。

上記のほかにも、こってり保湿効果の高いパックなら、美容液やクリームなどすべて使った後に「蓋」をする役割で使ったり、吹き出物などの肌トラブルが気になって直接肌に触れたくないとき、シートマスクを使うことで刺激を防いだりと、さまざまな使い方ができます。

長くつけるほど、保湿効果もあがる?

「シートマスクをつけたまま寝ちゃった…」という場合もありますよね。数時間もつけていたから、ものすごく効果が期待できるのでは? と、思いますが、実はこれ、むしろ危険なこと。顔の肌はとても繊細です。湿気がある状態で、ずっと物理的に蓋をすることで、細菌が繁殖してしまい、肌荒れの原因につながります。シートマスクの場合、適正な時間は10~15分ほど。さっぱりしたタイプであれば、5分ほど使ったらすぐに乳液やクリームをして油分を与えてあげたほうが、乾燥を防げる場合もあります。高いシートマスクを使うと、もったいなくて、長時間つけていたくなりますが、顔から外した後、体のふき取りシートとして使うなど活用して、つける時間は守ったほうが安心です。

高いシートマスクと安いシートマスク、その違いは…

容器を除き、シートマスクの原価に影響を与える要因は2つ。シートの素材と、浸透させる成分です。まず、シートの素材も顔にフィットしやすいものや、水分蒸発がしにくいものなど、さまざまなタイプが生まれています。ペラペラのものより、肌にしっかりフィットするものの方が厚手だったり、特殊な加工がしてあったりと、原価が高めになる場合も。

そして、もう一つはシートに浸透させる成分。水以外の有効成分の比率が多いほど美肌効果が期待できますし、有効成分そのものが希少価値のある場合は当然高くなります。ですので、「ここぞ!」のときは高いシートを。日常のスキンケアとしてはお手頃なシートマスクを…と、使い分けるのがおすすめです。


シートマスクは使用中、両手が使えるため、時短ケアが叶うのも人気の理由。「じっくり手でプレスして浸透させる時間がない!」という人は、シートマスクが役立ちます。特にこれからのシーズンは紫外線が気になるとき。日ごろからしっかり保湿して、日焼けダメージを残さない健康な肌にしておくためにも、シートマスクでお手軽に肌状態をアゲておきたいですね。

取材/文:梅野 利奈

梅野 利奈さん

ライター梅野 利奈 さん

外資系経営コンサルティング会社勤務、化粧品会社の商品企画・マーケティング部勤務を経て、美容コラムニストとして美容本を出すほか、女性誌編集者として毎月多くの美容記事を執筆。そのほか非常勤講師として化粧に関する講義を行うほか、化粧品メーカーと提携し、複数の商品開発を手掛けている。

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