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2019.1.28

Beautiful Life with Cat!~猫とのハッピーライフ~Vol.3「保護猫を家族に迎える」という選択

気がつくと猫と暮らし始めて私は18年になります。猫が大好きでどうしても一緒に暮らしたいと熱望したわけでもなく、ある偶然から猫と暮らすことになり、5年前に初代飼い猫を看取り、その1年後に2匹の保護猫と出会い...気がつくと猫がいない生活は考えられないほどに楽しく幸せな生活を送っています。私は猫と暮らすことになり、今では本当によかったと思っています。

日本では、2017年に犬の飼育数より猫の飼育数が上回ったと報告※1されています。ペットとして飼われている約950万匹の猫の約8割が室内飼いです。猫の頭数が犬を上回った理由はいくつかあると思いますが、室内での飼いやすさ、散歩がいらない、トイレやご飯などのルーティンに手間がかかりにくい、そして私たち人間のライフスタイルの変化なども関係してくるでしょう。

その一方で、保護センターが引き取った猫は約6万2千超で、犬の1.6倍です※2。自治体が運営している保護センターの他にも保護猫シェルターなどを運営している団体も数多くありますので、実態はもっといるかもしれません。元々ノラだった子、家から外に出てしまいそのまま迷子になってしまった子、飼い主の事情で引き取られた子などなど、行き場を無くして辛く悲しい思いをしている猫も多くいるのです。

  • ※1 データ元:一般社団法人 日本ペットフード協会「2018年全国犬猫飼育実態調査」より
  • ※2 データ元:環境省 動物愛護管理室「犬猫の引き取りおよび負傷動物の収容状況」より

保護猫と暮らしてみませんか?

猫との暮らしを検討してる方にはぜひ第一歩として、保護猫のいるシェルターや譲渡会へ足を運みてはいかがでしょうか?一緒に暮らす家族を待っている子たちがたくさんいますよ!

ホームページやSNSをみると、譲渡会の案内や保護猫たちの詳しい情報がアップされています。実際に譲渡会へ行く前には、どんな猫がいるかだけでなく、譲渡条件がクリアできるかどうかなども事前に確認してから足を運んでみると良いでしょう。
猫も人間同様に、顔も体型も性格も全く違います。自分がどんな猫と「一緒に暮らしたら楽しいかな?」と想像してみると良いかもしれません。例えば私の場合は、

  • 生後1年未満
  • 甘えん坊のオス猫
  • スキンシップがたくさん取れる
  • 人が好きな「かまってちゃん」
  • 夜は一緒のベットで寝る

といった猫が具体的な好みでした。我が家の2匹いるオス猫のうち、1匹はこれにほぼ該当しますがもう1匹はすこしクールで異なり、しつこくスキンシップすることを嫌がりますので、そっと放置しておくと友好関係が築けます。クールで距離感が必要だけど寝るときは、一緒のベットに入ってくるのでとても愛おしく感じます。

結局は一緒に暮らし始めるとどんな猫でも可愛くて、とても大切な存在になりました。人間同様に、猫の性格や好みを私たち飼い主である家族がしっかり理解することで、猫との絆が深まり、仲良く暮らすことができ、かけがえのない存在になることを私自身長年の猫との暮らしの中で経験しました。

保護猫シェルターに訪問してみよう

一例ではありますが、東京・世田谷で保護猫支援活動をしている一般社団法人LOVE & Co.(通称ラブコ)さんを紹介しましょう。世田谷の住宅街の建物の2階、階段をのぼり入口にはいると18畳くらいのオフィススペースがあり奥のスペースに未来の家族を待つ保護猫が約10匹前後いつも暮らしています。「保護シェルター」ということで、すこし簡素な空間を想像しましたが、カフェに遊びに来たかのようなアットホームで可愛らしい空間、清潔感があり居心地が良い印象です。心地よい空間は、きっと猫ちゃんたちにとっても良い環境であることは一目瞭然です。気持ちと手入れが行き届いていて猫への愛が瞬時に伝わり、私は訪問してすぐにこの場所が好きになりました。ラブコさんでは、毎週日曜日に譲渡会をしているだけではなく、毎月さまざまなワークショップを開催することで里親制度を広めたり、保護猫たちが可愛いラベルになっているコーヒーや雑貨を販売し、その売上を活動資金へと回しています。私たちはお金をそのまま寄付することもできますが、買い物をするだけでそれが支援になり猫を助けることになるので、「役に立ちたい」という方にもおすすめです。

「猫との暮らしは楽しいものです。時には楽しいばっかりじゃないことも、犠牲にしなくちゃいけないこともありますが、それらをひっくるめてもやっぱり最高に楽しい!今は猫と暮らすことができない方でも、ペット可住居であれば”一時預かりさん”として保護猫のお世話をしながら猫と暮らすという選択肢もあります。ラブコ以外にも家族や一時預かり場所がない保護猫は全国にたくさんおりますので、ぜひお近くの保護施設などに尋ねてみてください。」とラブコさん。保護施設は、猫カフェのようなスタイルで運営している団体、100匹以上の猫を保護している団体など、スタイルも様々です。譲渡までに何度も足を運ぶこともありますし、譲渡条件も団体によって異なりますので、ご自身のライフスタイルに合った施設・団体を探しましょう。

猫も人も出会いとご縁

猫と暮らしはじめたことで、同じように猫と暮らす友人知人と出会うことも増えました。保護猫支援活動している方々とのご縁も広がりました。人と人との出会いは縁です。猫と人ともご縁があり絆があっての出会いだと感じるようになりました。私は猫が運んでくれた縁を大切にしようと決めています。

ですから、猫と一緒に暮らしたいと考えている方も、まずは猫と会ってみることからスタートしましょう。「この子とは縁がある!」とピンと来る子と必ず出会うことができますので、それを信じてみてください。「ちょっと違うかな」と思う場合は、焦らずにまた別の日に出直してみることも大切です。自分の直感と、猫との赤い糸の絆を信じてみてください。

お伝えしたことはほんの一部ですし、様々な選択肢はありますが、ラブコさんのおっしゃるとおり「猫との暮らしは楽しい」ことがたくさんあります。ぜひはじめの一歩を一緒に歩んでみませんか。

取材/文:新井ミホ

新井 ミホさん

ラシャトン主宰新井 ミホ さん

猫ちゃんオーナー歴18年。ミウ(ロシアンブルー♂)と13年間暮らし、ミウは2014年に天国へ。その後、保護猫のグリ(キジトラ♂/4歳)と知人から譲り受けたラヴ(キジトラ♂/1歳)の2匹と暮らしている。
ナチュラル&オーガニックライフ専門のPR会社を経営するかたわら、「猫と暮らすことで多くの幸せをもらった恩返しがしたい」「保護猫の支援をしたい」という思いから、2016年ボランティアブランド「ラシャトン(www.lachaton.jp )」を立ち上げ。毎年数回、保護猫支援やチャリティーイベントなどを開催。愛猫グッズの展示会への出展、セミナー講演も行っている。

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