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2018.12.28

プチ不調を解消して美肌もかなえる「ゆるっと温生活」Series.5-3“ながら×温生活”で、年末年始のストレスや体重増加にサヨナラ

“ながら×温生活”で、年末年始のストレスや体重増加にサヨナラ

仕事に加え、家族で過ごすイベントや親族付き合い、ご近所付き合いなどで忙しさが極まる年末年始。人間関係でストレスをためてしまったり、知らず知らず摂取カロリー過多になって気づけば太っていたりすることも多いですよね。新年になってから後悔しないために心がけたい“温生活”について、冷えとりのスペシャリストである医師・石原新菜先生にうかがいました。

「ストレス」と「冷え」と「体重増加」の密接な関係

「ストレス」と「冷え」と「体重増加」の密接な関係

「ストレスを感じると体が冷える」ことをご存じでしょうか。その原因は“ストレスを感じると交感神経が優位になること”にあります。交感神経が優位になると心拍数が増えて体温が上がるのでは?と思うかもしれませんが、それは誤解。交感神経が優位になっている状態というのは、血管が縮んでいる状態です。血管が縮んでいると体のすみずみへ温かい血液を届けにくくなり、体が冷えてしまうのです。

交感神経が優位な状態とは
仕事をしたり、緊張したり、ストレスを感じたりしたときに優位になる。心拍数が増える、瞳孔が開く、胃腸の働きが抑制される、汗が出る、血管が収縮するなどの反応が起こる。

副交感神経が優位な状態とは
安心しているときや、リラックスをしているときに優位になる。心拍数が減り、瞳孔が閉じ、胃腸の働きが活発になる、などの反応が起こる。

体が冷えると血液の巡りが悪くなって代謝が落ちます。代謝が落ちればカロリーを消費しにくい体質になり、太りやすく体重が増えやすい体になってしまうのです。ストレスは望まなくてもやってきてしまうためなかなか予防することが難しいものですが、冷えは自分の力で予防することが可能。代謝が高い状態を保ち、体重増加を予防しましょう。

また、冷えのないぽかぽかの体というのは、免疫力が高くストレスに強い体と言い換えられます。ストレスに負けないためにも、体重を増やさないためにも、冷えから体を守ることが大切です。

年末年始の冷え太りを予防! 環境を変えられない“外出先での冷え”を撃退する方法

会社や訪問先では思い通りに空調を変えることが難しく、冷えを感じても対策のしようがない場面が少なくありません。また、否応なしに外出しなければならないことも年末年始には増えるもの。そんなときでも無理なく実践できる“外出しながら”の温生活のコツをご紹介します。

「頭寒足熱」のファッションが基本。腹巻きも忘れずに

冷え予防ファッションの基本は、どんなときでも「頭寒足熱」。足元をいかに温かくキープできるかを考えて、コーディネートを決めるようにしましょう。(※「頭寒足熱」については「『頭寒足熱』のファッションを心がけよう」をご参照ください)

とは言っても、「きちんとした着こなし」が求められる場面では、スカート+パンプスといった下半身が冷えるファッションをせざるをえないというのが実状ですよね。そんなときは、以下の冷え撃退テクニックを実践してみてください。

仙骨にカイロを貼るとぐんぐんあたたまる

仙骨にカイロを貼るとぐんぐんあたたまる

出先で思いがけない冷えを感じたら、コンビニエンスストアやドラッグストアに駆け込んで“貼れるタイプのカイロ”を購入してください。カイロは温生活の心強い味方です。

ダイエット効果も考えると、貼る場所のオススメは「仙骨」。仙骨というのは、骨盤の中央にある、背骨の一番下とつながっている三角形をした骨のことです。この仙骨には8つの穴があいていて、内臓につながる神経とつながっているため、仙骨を温めると効率的に内臓を温められます。

また、腰を温めると、お尻まわりの血流がアップ。血液循環の改善によるダイエット効果に加え、下半身の重たい感覚や腰痛の改善なども期待できます。

突然の外出時には、温かいペットボトルを活用しよう

カイロを買っても貼る余裕がない! という切羽詰まったときにも活用できるのが、自動販売機やコンビニエンスストアなどで購入できる温かいペットボトル。首に直接あててじんわりと温めましょう。

えり足にペットボトルを横にして押し当て温かさを感じます。3秒キープしたら、コロコロとペットボトルを転がして耳の後ろも温めましょう。これを繰り返すだけで体が温かくなってくることを感じられると思います。髪が長い人はひとつにまとめるとやりやすいです。

頸椎(首の骨)を温めると血流がアップするだけでなく、肩こり、頭痛、手先のしびれなど、さまざまな不調の改善が期待できます。

ストレスや冷えを感じたら、薬指以外の爪を揉んでみて

暖をとるアイテムを購入できないときや、会社での会議中などに急に冷えを感じた場面などにオススメなのが「爪もみ」です。やり方はとても簡単で「薬指以外の爪の付け根を適当に揉む」だけでOK。ツボの位置を把握する必要もありません。指先には神経線維が集まっているため、爪の付け根を指で押して刺激することで副交感神経が優位になり血流もアップします。

どうして「薬指以外」なの? というと、薬指には交感神経を活発にするツボがあるから。刺激すると血管が収縮して冷えを感じやすくなるため、体を温めたいときには薬指を揉むのは避けましょう。

1時間に1度は体を伸ばして血液を循環させよう

1時間に1度は体を伸ばして血液を循環させよう

長時間座りっぱなしや立ちっぱなしでいるとき、足がむくんだり、体の一部が痺れてきたり、コリやハリを感じたりした経験はありませんか? これは血管を圧迫し、筋肉を同じ形で緊張させ続けることで、血流が滞ってしまったことが原因。血管を圧迫することは冷えの深刻化につながるため、予防として1時間に1度は体を伸ばす習慣をつけるようにしましょう。

猫背になりがちな姿勢をスッと伸ばして胸を開き、できれば両腕を空に上げて大きく伸びをします。こうすることで快感を生む脳内物質・エンドルフィンが分泌され、ストレスを緩和する効果が高まります。また、座っているとどうしても股関節の血管を圧迫してしまうため、下半身にだるさを感じやすかったり、お尻や太ももまわりに脂肪がつきやすいと感じていたりする人は、立ち上がって体を伸ばすのがオススメです。

取材/文:Kayo Ohashi

石原 新菜さん

<話を伺ったのは>
イシハラクリニック副院長
石原 新菜 医師

日本内科学会、日本東洋医学会、日本温泉気候物理医学会会員。帝京大学医学部を卒業後、同大学病院研修医に。その後、冷えとりで有名な父・石原結實医師のクリニックにて、主に漢方医学、自然療法、食事療法による病気の治療にあたっている。テレビやラジオ、雑誌などで幅広く活躍中。『やせる、不調が消える 読む 冷えとり』(主婦の友社)『ゆる健康大全』(辰巳出版)など著書多数。「Dr.石原ニーナの温めサロン」開催中。https://lounge.dmm.com/detail/1511/

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