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2019.1.18

プチ不調を解消して美肌もかなえる「ゆるっと温生活」Series.5-4“食べる×温生活”で、今年こそ冷え&老け顔にストップ!

“食べる×温生活”で、今年こそ冷え&老け顔にストップ!

ふと鏡を見たときに顔のくすみや小じわ、クマ、たるみに気づいてハッとすることはありませんか? 2019年こそは冷えにサヨナラして老け顔にストップ。私らしくいきいきと年齢を重ねるための“温生活”について、冷えとりのスペシャリストである医師・石原新菜先生にうかがいました。

エイジングサインのほとんどは“冷え”の影響を受けている

“老け顔”の特徴といえば、額・眉間・目尻・口周りなどに現れるシワや、目の下のクマ、フェイスラインのたるみ。こういった変化が起こる原因のひとつに、冷えによる血行不良が考えられます。

スキンケアについての知識がある方は「エイジングサインは、加齢によって肌代謝が悪くなることで起こるのでは?」と思うかもしれませんが、そもそも肌代謝の根幹を担うのが血流。体の冷えによってお顔の肌まで十分な栄養を届けられず、肌代謝が落ちてシワやクマ・くすみが現れたり、顔にたまった水分を上手く排出できずむくんだ皮ふがその重さで垂れ下がりたるみとして現れたりするのです。

たしかに加齢によって体のあらゆる機能は低下します。それに対抗するために心がけたいのが“温生活”です。

キレイと健康のためには「空腹の時間をつくること」「腹6~7分目を心がけること」が大切

老け顔にならないためにまず大切なのは「食べすぎないこと」。肌荒れや乾燥、エイジングサインなどの悩ましい肌トラブルは、食事量を抑えることで改善できます。
なぜなら、食事をすると私たちの体のなかではこんな変化が起こります。

[ 食後、私たちの体に起こる反応 ]

  • 血液が胃腸に集中する
  • 老廃物を体の外に出すための臓器に血液がまわらなくなる
  • 老廃物が体内にたまり、血液がよどみドロドロになる
  • ドロドロの血液が体のなかを循環し
  • 体に栄養が行き届かなくなり、冷えや、冷えに伴う老け顔が進行する

この状態を改善するために必要なのが、1日のなかで“空腹の時間”をつくること。空腹の時間=胃腸が休まる時間=老廃物を外に出すための時間を確保し、冷えを撃退します。また、食事量を抑えることは老け顔を解消するためだけでなく、免疫力を高めるためにも有効。風邪やインフルエンザにかかったときも食事量を控えると回復が早くなります。

ちなみに、ここでいう“血がドロドロ”というのは、物理的な血液の粘度が高まるということではなく、血液のなかの不要な老廃物が多くなってしまうという意味。老廃物を体の外に出し、栄養たっぷりの血液が、体のすみずみまでぐるぐると巡る状態をつくることが、キレイと健康の大原則ですよ。

こんな食生活が理想的

現代は栄養過多の時代なので、成長期の子ども以外は、1日3食きっちり食べる必要はありません。常に腹6~7分目くらいを意識します。

朝食
午前中は老廃物の排泄にぴったりの時間。肌はもちろん、体の機能をアップさせるため、「にんじんりんごジュース」だけを飲んでプチ断食するのがオススメです。にんじん2本とりんご1個、生姜1かけをジューサーにかけるだけで簡単につくれます。

昼食
オススメは、消化の良いお蕎麦。ワカメやネギなど、ヘルシーなトッピングを選びます。唐辛子をたっぷり振りかければ、体を温める効果も。

夕食
血液をサラサラにする効果がある魚をメインとした和定食が理想的。玄米ご飯+みそ汁+焼き魚+納豆+煮物といった、一汁三菜の献立をベースにします。ちなみに魚は、刺身・焼く・煮る・フライにするなど、どの調理法でもOK。

外食
上記の食生活を基本にしつつ、外食時は無理をせず食べたいものを食べるようにするとストレスがたまりません。

間食
腹6~7分の食事ではどうにもおなかが減ってしまう……というときは、間食を活用。このあとくわしくご紹介しますが、あたたかいドリンクや体を温める間食がオススメです。

体ぽかぽかで脱老け顔! いつも食べるものを少し変えてみよう

食べる量や食べ方に加え、なにを食べるかも大切。ムリなくできることから少しずつ取り入れてみてください。

「白湯」や「スパイス白湯」を習慣にする

白湯を飲むと胃腸を温められ、健康にも美容にも嬉しい効果があります。冷え性と聞くと“手足の冷え”を真っ先に思い浮かべる方も多いと思いますが、実は胃腸などの内臓も冷えやすい場所。“冷たいものを食べすぎるとおなかをこわす”というとおり、胃腸は冷たいものを食べれば冷え、あたたかいものを食べれば温まります。

胃腸などの内臓の冷えが原因となって起こるのが、消化不良・便秘・肌荒れといったトラブル。白湯を飲んで胃腸を温めると内臓の血流が上がるだけでなく、代謝アップによるダイエット効果も期待できます。

具体的な「白湯」の取り入れ方

水を沸騰させたあと50度くらいまでさまし、こまめに飲むだけ。白湯だけでも温まりますが、すりおろした生姜や、シナモンパウダーなどのスパイスを加えるとさらなる血行促進作用が加わります。

温生活の強力な味方「生姜」は、加熱するとさらにパワーアップ

数多くの漢方薬に使用されることからもわかるように、健康効果が高い生姜。どんなドリンクにも生姜のすりおろしをプラスするだけで、温め効果のある飲み物に変身します。

また、生姜は生のままでも血の巡りを良くする、代謝を高める、冷え性を改善する、高血圧を改善するなど、たくさんの嬉しい効果を秘めていますが、温めることでさらにその効果が倍増することをご存じでしょうか。
生姜特有の辛み成分である“ジンゲロール”は、加熱・乾燥すると“ショウガオール”に変化し、体の温め効果がアップ。ホットココアやあたたかい紅茶に入れて食べてみてください。気をつけたいのは、加熱する温度。100度以上で熱するとショウガオールが消えてしまいます。

具体的な「生姜」の取り入れ方

1.すりおろし生姜をドリンクに入れる
お湯に入れて生姜湯にしたり、あたたかい紅茶に入れて生姜紅茶にしたり、ホットレモネードにも生姜を入れたり……。生姜は幅広い飲み物と相性が良いので、さまざまなドリンクにすりおろし生姜を入れてお気に入りのドリンクをつくってみてください。

2.電子レンジで加熱する
生姜のすりおろしや、スライスした生姜を少し深さのある器に入れ、生姜がひたるくらいに水を加えます。ふんわりとラップをかけたら、500Wの電子レンジで3~4分加熱するだけで完成。飲み物に入れたり、料理に加えたりして使ってください。

3.蒸し器かオーブンで加熱する
1mm幅で、繊維に対し垂直に生姜をスライス。蒸し器かオーブンで加熱し、そのままorミルで粉末にして使用します。蒸し器を使う場合は、甘いにおいがするまで30分くらい蒸したら火を止め、ザルや皿にひろげて乾燥させましょう。オーブンを使う場合は、80度で約1時間加熱し、水分を感じなくなるまで乾燥させます。

小腹がすいたら「色の濃いもの」を食べる

小腹がすいたときにつまみたくなる間食にも、体を温める性質のものと冷やす性質のものがあります。見分け方は簡単で「色の濃いもの」は体を温める、「白くてふわふわしたもの」は体を冷やすと覚えてください。
色の濃いものは血糖値がすぐに上がるという特徴もあるため、少量で空腹感をやわらげることが可能。ドカ食いを防ぐことにつながり、ダイエットにも一役買ってくれます。

オススメの間食
黒糖・黒砂糖、プルーン、レーズン、ココア、黒あめ、チョコレート 等

お酒を飲むなら「赤ワイン」「梅酒」が正解

お酒にも体を温めるものと冷やすものがあります。もちろん体を温めるお酒を選ぶ方が温生活には良いですが、体を冷やすお酒だと知りつつも飲みたくなることもあるでしょう。そんなときは“体を温めるおつまみ”と一緒に摂ってバランスをとるようにします。

体を温めるお酒
赤ワイン、梅酒、日本酒、紹興酒、芋焼酎

体を冷やすお酒
ビール、白ワイン、ウイスキー

体を温めるおつまみ
ドライフルーツ、チーズ、生姜の味噌漬け、たらこ、つくだ煮、ちりめんじゃこ 等

取材/文:Kayo Ohashi

石原 新菜さん

<話を伺ったのは>
イシハラクリニック副院長
石原 新菜 医師

日本内科学会、日本東洋医学会、日本温泉気候物理医学会会員。帝京大学医学部を卒業後、同大学病院研修医に。その後、冷えとりで有名な父・石原結實医師のクリニックにて、主に漢方医学、自然療法、食事療法による病気の治療にあたっている。テレビやラジオ、雑誌などで幅広く活躍中。『やせる、不調が消える 読む 冷えとり』(主婦の友社)『ゆる健康大全』(辰巳出版)など著書多数。「Dr.石原ニーナの温めサロン」開催中。https://lounge.dmm.com/detail/1511/

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